妊娠検査薬の購入について
お子さんを欲する女性のほとんどの方は、妊娠検査薬を使われた経験があるのではないでしょうか?
インターネットでもたくさんの情報が出ていますので、ご存じの方も多いと思いますが、これから使われる方のために少し情報提供が出来たら、と思います。
妊娠検査薬のメカニズムは、妊娠したら体に分泌されるHCGというホルモンが、尿中にも分泌されるようになり、その検査薬に尿をかけHCGホルモンが分泌されているようなら、線が出てくる(妊娠している)という仕組みのようです。
妊娠したらHCGホルモンは、右肩上がりで上昇していきます。
ドラッグストアの棚に並んでいるものや、通販で買えるものは基本的に「生理予定日から1週間後に使用」となります。
これは、HCGの反応が、50mlU/ml とのことで、生理予定日から1週間を過ぎたころには、HCGが50以上にはなる、ということなんだと思います。
それに対して、HCGが、25mlU/ml で反応し、生理予定日のころ(早め)に分かるものもあります。
「チェック〇〇ファスト」というような検査薬だと思います。
これは、ドラッグストアでも、薬剤師さんの面談がないと購入できません。
(棚には並んでませんし、通販でも購入できないようです)
排卵検査薬なども、薬剤師さんの面談が必要のようです。
先日、患者さんで「4年くらい前(上のお子さんの時)に、早めに分かる検査薬を買おうと思ったら、薬剤師さんに、名前と生年月日を聞かれた・・・」という方がおられました。
私は、まさか!と思い、先日ドラッグストアに行き、薬剤師さんに「不妊を専門とする鍼灸師ですけど・・・」と前置きをし、何を聞かれますか?と尋ねてきました。
すると「同居しているご家族がいるか」「今までに使用したことがあるか」の2点だそうです。
決してお名前と生年月日を聞かれたりはしないようです(笑)
丁寧に教えて頂いた薬剤師さんに感謝します。
名古屋のあるクリニックで、「朝一番の尿が正確」と、その尿を判定日に持ってこさせるクリニックがありました(今は採血による判定のようです)
今まで多くの方の「陽性反応が出た検査薬」の写メを見せていただきました。
大切なことは、「日ごとに線がだんだん濃くなっていくこと」だと思います。
検査薬を使うときは、とても緊張することかと思います。
線がいつも出ない方でも、出るときには線がでます!
線が出ないときがあっても、切り替えて妊活を続けてください。