一体、何回胚移植をしたら、妊娠できるのかしら・・・
体外(顕微)受精へのステップアップは、強い決断を要します。
とは言え、体外受精をすれば必ず妊娠する、というわけではありません。
当院の患者様の例を参考に、現状を見てみましょう。
最近の6年ほどで、体外(顕微含む)で、302人の方が妊娠し産科に転院されています。
残念ながら流産されてしまった方は、含んでおりません。
自然妊娠・人工授精での妊娠も含んでいません。
このグラフは、全ての年齢の方を一緒にしてあります。
若い人の方が早い回数で妊娠されてきますが、妊娠された方は、全体でも3回目までに約64.8%の方が妊娠・産科へ転院されています。
全体でも、6回目までに約91%の方が妊娠・産科への転院をされています。
では、もうそれ以上の回数では、可能性はないのでしょうか?
まだ体外受精へステップアップされて間もない方は、下記の表は見ない方が良いかもしれません。「え~っ!こんなにも私はできない・・・!」と、思われるかもしれません。
しかしながら、「何回胚移植しても上手くいかないけど、諦めたくない!」という方は、ぜひ、ご覧になってください。
令和2年末から「着床前検査(PGT-A)」が始まり、比較的卵子が採れる方で、経済的に余裕があり、流産を繰り返すような方は、着床前検査に移行される方が多いように思います。
したがって繰り返し胚移植をする方は、以前よりは少ないように思いますが、それでも果敢にチャレンジし妊娠される方も沢山おられます。
3~4回胚移植して「全然妊娠できないんですけど・・・」というようなお声は、良く聞きます。
ただ、私は複数回胚移植して妊娠されてきたを沢山見てきました。
私からすると、まだまだに思えてしまいます。
体外受精を始めて間もない若い女性には、きつく思えるかもしれませんが、諦めずに続けてください!
ただ、ご自身が歩んでいる道が、最適・最短あるかは、私と共有できると、なおよろしいかと思います。
諦めないことと、自分の身体を責めないこと! です。
名駅きぼう鍼灸院は、あなたをお手伝いできます!
ご連絡をお待ちしております。