安定していますか?

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先日、40代前半、人工授精(誘発剤等使用せず)にてご懐妊されました。
施術回数9回、おめでとうございます。

ご懐妊された周期は、「とにかくいつもより基礎体温が安定していました」と、おっしゃっていました。

病院によって、基礎体温への対応がずいぶん異なっています。
「つけなくてもいいですよ」と指導されるクリニックもあれば、
毎回提出するように言われる病院もあります。
それでも、当院へ通院される方の約75%の方は、基礎体温をつけていらっしゃいます。
自然妊娠(人工授精)を希望される方は、ほぼ全員記録していらっしゃいます。

私は、問診時に時折、大切な基礎体温表(スマホ)を見させていただく機会があります。
「綺麗に高温期と低温期が二層に分かれています」といった表は、まず見たことがありません。
大抵グラフが、ギザギザしていたり、高温期が短かったり、排卵してから高温期に上がるまでが緩やかだったりしています。それに基づいて「病院でこのような指摘を受けたりしていませんか?」と言うお話をさせていただくこともあります。

私は、常々、妊娠される方の共通点は何か?を考えています。
私にとってそれは、まず「脈診」で、「気の流れ」がスムーズになり脈のバランスがよくなることで、その方が「妊娠」に近づけているかどうかを診ていきます。
次が、この「基礎体温」です。
「高温期」の後半で、「基礎体温が下がってきました」と言われて、妊娠されるのは、少々厳しいのかな・・・という印象があります。
妊娠された方の周期は、やはり基礎体温は安定していることが多いように思われます。
そのためにはまず、基礎体温の変動がはげしい「ギザギザ」が減ってくることが大切であろうと考えます。
当院にご通院される方からはよく、「基礎体温のギザギザが減ってきました」というお声をいただきます。
そのあたりから、ご懐妊につながっていくことを願っております。

*施術の効果には個人差があります