妊活は、ご夫婦の協力が必要です

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当院のHPをはじめにご覧いただく方は、おそらくなかなか授かることができていないご夫婦の奥さまではないかと思います。
当院への通院をご検討されていて、ご主人に報告する際、このページをできればお見せいただけたら・・・と思います。

私は普段施術中、患者さまとのお話の中心は、病院のこと、薬のこと、検査のこと、体質改善のことなど、妊娠に深く関わるお話が多くなります。お仕事や、ご主人のことといったプライベートなお話は少なくなる傾向にあります。
それでも私は、患者さまとの会話を通して、ご主人がどのような方か、妊活への取り組み方はどうなのかがよーく伝わってきます。
お二人がお付き合いを始めた頃から今日まで、入籍、挙式、将来設計、住まい、家事等、多くのことを話し合い一緒に物事を進めてきたかと思います。
しかし、妊活となるとどうしても女性ばかりが主体となり、男性との温度差が生じる傾向にあります。
時折、私は「主人がもう少し協力をしてくれたら・・・」といった奥さまの不満を耳にすることがあります。
排卵予定日前後のタイミングを取ることへの協力もそうですが、不妊治療の病院へ通院を始めた際に、多くの場合ご主人も「精液検査」を受ける機会が訪れてきます。その際、「仕事が忙しくていけない」、「なんとなく恥ずかしい」、「俺は大丈夫だから」、「そんなことしてまで作る必要はないんじゃないの」とか言わずに、ぜひともすすんで協力をしましょう。
中には、「男性の自尊心を傷つけるかもしれないのでなかなか言いにくい」という女性もいらっしゃいます。
わずかな時間で終わります。精液検査の結果は、よく変動いたしますので、たとえ1回目が悪かったとしても、2回目は全く問題なし、ということもよくあります。決して怖くはありません。
そうすることで、さらに次の原因究明に進むことができるのです。

男性と女性で妊活に対し、なぜそのような考え方の違いが出てくるのでしょうか?
本来、妊娠・出産というのは女性にとって、精神的にも肉体的にも大きな負担で、その母体を守るため、女性は50歳前後で妊娠することができなくなるよう閉経を迎えます。それはある意味とても大切なことだと考えます。
男性の精子の場合は、次から次へと作られ、能力的には落ちてくるかもしれませんが、無くなるということはありません。
もし仮に、男性が射精できるのが40歳くらいまでだとしたら・・・、出産のために男性が仕事を1年くらい休まなくならないとしたら・・・、男性の不妊治療に対する考え方は多少違ってくるのかもしれません。

また妊活を進めても、なかなか結果が出ないとき、女性の誰もが不安な気持ちになります。
その傍らで、男性側もどのように対応すべきか、「もう少し頑張ってみたら」と言うべきか「もうそろそろ終りにしてもいいんじゃない」と声をかけるべきか、判断に迷ったりします。
そんな時は、そっと静観しつつ、たとえ病院の専門用語が分からずとも、奥さまの話を聞き、気持ちを理解してあげることが大切なのでは、と思います。
もし仮に、どうしても授かれなかったとしても、お二人で協力し、理解し合えてきたことで、その後の人生が大きく変わってくるのではないでしょうか。
当院で、ご懐妊される方の共通点に、「ご主人のご理解と協力のあるご夫婦」があります。
はじめにお話したように、私は奥さまを通してご主人の像がよく伝わってきます。
ご主人の理解と協力なくして妊活は成り立たないのです。
ぜひとも、お二人で協力し、少しずつ妊活を進めていただけたらな・・・と思います。

 

ご懐妊・ご出産報告

ご懐妊されました!
20代後半の方、施術回数5回、おめでとうございます!

ご出産の報告をいただきました!
2月に無事男の子をご出産されました。
おめでとうございます!
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ご報告をお待ちしております。