体重との関係

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2010年から2015年8月まで、511名の方をご懐妊に導いた山村祐靜堂鍼灸院の山村先生に、「妊娠しづらい方の共通の体質のようなものはありますか?」と、お尋ねしたことがあります。

山村先生は、「う~ん、いろんな方が妊娠していらっしゃいますからねぇ・・・すぐに思い浮かびませんねぇ・・・」と、言われました。

よく言われる「冷え性」「ストレス」などは、特に重要視していらっしゃいません。
基本的に、12経絡のバランスが揃ってくれば、自然に「冷え性」「むくみ」などは改善されてくる。というお考えです。
もちろん節度ある日常生活が前提となります。

ただ、しばらくして唯一挙げたのが、「あっ、太りすぎの方はむずかしいです。ポッチャリ体型くらいなら大丈夫ですが、明らかに肥満傾向の方は厳しいです」と、言われました。
また「女性は、皆さんそのことをよく知ってみえます」とも言われました。

目安といたしまして、
BMI=体重(㌔)÷身長(m)÷身長(m)
18.5~25.0 健康的
25.0以上は肥満体型
となります。

もちろん、肥満体型気味の方でも、無事ご懐妊・出産されている方はたくさんいらっしゃいます。
ただ、過剰な脂肪が、卵巣内のホルモンの分泌を妨げ、排卵障害の原因になったりします。
また、急激なダイエットも 月経周期を乱したりします。

間食を控えたりして、少しずつコツコツと継続されることが大切になります。